高齢不妊を根本から治療する方法

高度生殖医療だけではできない 高齢不妊を克服する方法とは

保険外診療と保険診療では薬効が違う

漢方薬には、健康保険が適用される漢方薬と保険適用外の漢方薬があります。

漢方薬局などで処方される保険適用外の漢方薬は高価だというイメージがあり、同じ薬なら安価な方がいいと、病院で出される保険適用の漢方薬を選ぶ方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、「病院で処方された薬の方が安心」、「とにかく安いから」といった理由だけで、漢方薬を選んでも良いのでしょうか。保険適用と保険適用外の漢方、この両者の違いとはどんなところにあるのか、その内容について少し解説しましょう。 

保険適用漢方の病院での処方に問題はないか?

一般のクリニックでも長期の投薬治療が必要な患者さんなどに、漢方薬を処方することがあります。クリニックですので当然保険適用の漢方薬なのですが、その処方や薬の内容に、問題があることが多いようなのです。

漢方専門医などを除き、一般的な医師は西洋医学に関しての専門家であって、漢方に関しての知識をそれほど持っているわけではないのが現状です。医師は患者の病名に合わせ、大手の製薬会社で製造された漢方薬をその説明書通りに出しているだけ、といってもいいかもしれません。

製薬会社は、「○○病の場合はこの薬」というようなマニュアルを作っており、医師はそれに合わせて新薬と同様に処方するわけです。そのような方法で出された漢方薬が、患者ひとりひとりにピッタリ合うとは限りません。新薬の場合は患者さんの体質の違いなどで効果が変わることはそれほどないのですが、漢方薬の場合は体質と薬が合っていなければ、まったく効果を発揮しないこともあるからです。

その点、保険適用外ではありますが、専門の漢方薬局では、患者さんの既往歴や体質、生活習慣などさまざまな側面から判断し、その人だけの漢方薬を調合していますので、効果の違いが実感できるはずです。 

保険適用漢方と適用外漢方の決定的な違いとは

最近では、最先端の医療を提供する大学病院などでも、漢方医が診療を行う外来を設けているところがあります。そのような施設の場合、西洋医学に加えて漢方についても専門に学んだ医師が診察を行いますし、患者の体質や病状に合わせた薬が処方されます。しかし、保険適用薬は“エキス剤”と言われる薬を処方されるのがほとんどです。

漢方薬局で処方される保険適用外の漢方薬は“生薬”と言われるもので、エキス剤と比較すると、“コーヒー豆”と“インスタントコーヒー”ほどの違いがあります。

エキス剤は巨大な釜で大量に作られていて、安全性の面から高温で処理されることが多いもの。漢方の生薬の中には、熱に弱いものや熱によって効能が飛んでしまうものもありますから、このような製法ですと薬の質が大きく変わってしまいます。

保険適用外の生薬と比べると、薬の内容は同じであっても、エキス剤の方は効果が弱くなっている可能性があるということなのです。

病院で処方されたエキス剤を何か月も飲み続けても効果がない患者さんに、漢方薬局で同じ内容の生薬を処方したところ、みるみる内に症状が改善したという例もあるそうです。 

 
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