高齢の不妊で悩んでいる方が多い一方で、40代であっても無事に赤ちゃんを授かり、出産している方もたくさんいらっしゃるのも事実。
クリニックの不妊治療では効果が上がらず、すがる思いで漢方薬局に相談したところ、見る見るうちに体質が改善し、妊娠することができた、という体験も多いようです。
ここでは、すでに適齢期を過ぎ、出産をするにはギリギリの年齢ともいえる40歳代前半の女性たち2人の、漢方を使った不妊克服体験談をご紹介します。
クリニックでは、低温期に排卵誘発剤のフェマーラを服用するほか、スプレキュアの点鼻薬も使用。排卵後には抗生物質を飲んで、その後に後退ホルモンのデュファストンを飲む…といった治療で、体外受精を繰り返していました。
1回目はふりかけ法の体外受精を行いましたが受精せず、2回目からは顕微授精に切り替えました。顕微授精は4回繰り返し、2回は着床したのに化学流産、残りの2回は着床すらしませんでした。
医師からは「卵の形は特に悪いわけではない」と言われていて、子宮内膜もちゃんと厚くなっているのにもかかわらず、受精卵は着床せず、着床してもなかなか育ちません。医師は「年齢のせいでしょう」と言うだけ…。
そんなとき、クリニックの待合室で幸福薬局のウワサを聞いたのです。
このクリニックに通っても妊娠できなかった人が、幸福薬局の漢方薬で妊娠したというのです!
いても立ってもいられなくなり、さっそく相談してみることにしました。
漢方薬を飲み始めて2ヶ月は、体外受精を続けてはいるものの、E2が低いとか、排卵が遅くてキャンセルなど、これまでの状態と特に変化はありませんでした。
3ヶ月目に、お腹の冷えや背中から肩にかけての凝りが改善されていることに気が付き、ホルモン値も良くなってきました。
そして、あれよあれよという間に、4ヶ月後には妊娠判定で陽性反応が出たのです!
待望の妊娠でしたが、過去に流産の経験もあり、年齢のことも心配だったので引き続き漢方薬を飲み続けることに。その後、無事心拍が確認されて安定期に入り、44歳で無事出産することができました。
私が結婚したのは5年前。「不妊かも?」と意識し始めた3年前、婦人科に相談して不妊治療を開始することにしました。一応、基礎体温は2層に分かれていたものの、もともと生理不順で周期は30~50日と長いうえ、幅がありました。
クリニックで行った最初の検査で、多嚢胞性卵巣症候群と診断され、通常ならFSH(卵胞刺激ホルモン)よりもLH(黄体ホルモン)の方が低い値が望ましいのに、LHが8.7、FSHが4.3と、LHの方が倍以上も高い数値が出てしまいました。
医師に「このホルモンバランスでは、質の良い卵が育ちにくい」と言われ、とてもショックでした。
しばらくは、人工授精を繰り返していたのですが、良い結果が得られず、1年前から体外受精に切り替えることに。
体外受精1回目は14個も採卵できて、そのうち12個が受精。しかし、受精卵の状態があまり良くなく、戻せたのは凍結卵を含めて3個。すべて妊娠には至りませんでした。
2回目は採卵6個のうち受精したのは4個。1個が胚盤胞まで育ってグレードも良かったので移植が行われ、妊娠反応も陽性になったのですが、化学流産してしまいました。
その後、3、4、5回目も採卵はできるものの受精する卵が少なく、しかも受精卵の分割が途中で止まってしまうことが多かったので妊娠できませんでした。
5回目が終わった時点で医師から「また体外受精しますか?」と聞かれたのですが、機械的に流れ作業のように進められる不妊治療に疲れ果て、しばらく休むことにしました。
体外受精を繰り返した後は、高温期にあまり体温が上がらず、基礎体温が乱れるようになっていました。
生理の量も少なくなり、生理の期間も3日間くらいで終わってしまうこともあり、卵巣の機能低下が心配になりました。
そこで、漢方を飲んで卵巣を元気にし、丈夫な卵ができるように体調を整えることにしたのです。
ずっと冷え症で悩んでいて、特にお腹と手足の冷えを感じやすかったのですが、漢方薬局でカウンセリングを受け、漢方薬を飲み始めてから2ヶ月後にはこの症状が和らいできました。
不妊治療を始めて以来、朝から疲れている状態が続いていた体調も良くなり、漢方を飲んで3ヶ月後には疲れにくくなったと感じ始めていました。
4ヶ月目以降は、基礎体温も2層に分かれるようになり、月経周期が30日くらいで安定して出血の量も以前と同じように増えてきたことで、子宮内膜が厚くなってきたように感じ、嬉しくなりました。
そして、漢方を飲み始めて6ヶ月後、ついに自然妊娠したのです!
妊娠後も、流産を予防して胚や胎児を元気に保つため、安定期まで漢方薬を飲み続け、不妊治療開始から3年で、待望の赤ちゃんを出産することができました。